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ファイル 相知文書

松浦党一族である相知氏に伝わる中世文書
相知文書
有形文化財(県指定) 
よみがなおうちもんじょ
指定年月日平成23(2011)年9月16日
所在地平戸市鏡川町12 財団法人松浦史料博物館
所有者財団法人 松浦史料博物館
年代南北朝時代
最寄り駅西肥バス「平戸桟橋」徒歩20分
URL相知文書

 相知文書は、肥前国松浦郡松浦荘西郷相知村(現在の佐賀県唐津市相知町)の領主で松浦党の一族である相知家に伝わる家文書である。江戸時代に平戸松浦家の所有となり、現在は財団法人松浦史料博物館に所蔵されている。
 文書は、元弘三(1333年7月8日付の相知蓮賀(おうちれんが)着到状から観応3(1352)年6月8日付の足利尊氏御内書までの計15点で構成されており、そのほとんどが正文(文書の原本)である。また南北朝時代の中央政府との関係を示す文書が多く、建武政権下では後醍醐天皇や雑訴決断所の、室町政権下では足利尊氏の発給文書が盛り込まれている。
 このように、相知文書は建武政権文書と初期室町幕府文書の正文が伝来し、南北朝初期から南北朝前期の武士の動向を示す文書が多いということで貴重な文書である。

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