県下では古い年紀銘をもつ五輪塔群である。 寺屋敷跡といわれる地に集められた形で残っており宝篋印塔も見られる。明徳2年(1391)永享12年(1440)寛正3年(1462)明応3年(1494)天文10年(1541)などの年紀銘と戒名など室町時代の刻記がある。事跡や俗名等は不詳であるが、領主であった長与氏と関係があると思われる。 大きな地図で見る