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ファイル 幸橋

別名「オランダ橋」といわれオランダとの深い関係を示す
幸橋
重要文化財(国指定) 
よみがなさいわいはし
指定年月日昭和53年(1978)1月21日
所在地平戸市岩の上町亀岡
所有者平戸市
最寄り駅西肥バス「市役所前」 徒歩5分

 平戸松浦家30代棟(たかし)が元禄15年(1702)に架けた石橋。はじめ平戸松浦家26代鎮(しげ)信(のぶ)が亀岡に日の岳城を築いたのは慶長4年(1599)であったが、平戸港と鏡浦のため、城と城下町との往来は渡船にたよった。寛文9年(1669)平戸松浦家29代鎮(しげ)信(のぶ)がここに初めて木橋を架けたので、人呼んで幸橋といったという。以来この名は、石橋に改架された後も残された。また、別名をオランダ橋ともいったのは、慶長14年(1609)平戸にオランダ商館が設置されて、石造建物が建築された時、その工事に関与した石工豊(とよ)前(さき)がアーチ式の技術を会得し、これを伝承した石工達が架けたからであるという。
 円弧状の橋面は石張りで両側の階段はついていない。長崎の石橋に比べ径間が大きいのは石工の技術が予想以上に優れていたことを示している。


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