長崎県ホームページ


ここからこのページの情報です。

パンくずリスト(現在位置の表示)

長崎県文化財データベース エリアでさがす

ファイル 美良島

五島列島を形成する基盤岩の「五島層群」という砂岩でできた島だが、その南岸には火山活動の跡が見える。島名のもととなったビリョウ樹をはじめ南限と北限の植物が混在して繁茂し、オオミズナギ鳥の営巣・繁殖地でもある。
美良島
天然記念物(県指定) 
よみがなびりょうじま
最寄り駅佐世保港から上五島航路にて「小値賀港」下船 小値賀港からチャーター船で約35分
ファイル

 美良島は、小値賀本島から約15kmの西方海上に位置する、東西及び南北約1kmの小島である。一時期人跡が及んでいたと伝えられるが、無人島となって数世紀以上が経過した現在では、ダルマギク群落、ハチジョウススキ・ハマトラノオ群落、ハイビャクシン群落など、極めて自然度の高い植生が島全体を覆っている。特にハイビャクシンは、世界における分布の南限地であり、絶滅の危険ありとされるヒゴタイやハマトラノオの生育が見られるなど、学術上価値が高い。また,県内では男女群島(福江市)と阿値賀島(平戸市)で生息するオオミズナギドリの生息が確認された。さらに、美良島は、小値賀火山群の西端の一部を形成するとともに、五島層群の砂岩を主とする地層が顕著であるなど、地質学的にも特徴を有している。指定面積69421平方メートル。

大きな地図で見る

ここまでがこのページの情報です。
ページの先頭へ

現在、スタイルシートが適用されていないため、 画面上のデザインは再現されていません。 スタイルシートに互換性のあるモダンブラウザのご利用をおすすめいたします。
ページの先頭へ