このイロハモミジは、曹洞宗福寿寺の本堂裏の小高い丘に生育している。根元近くの幹まわり3.25mで、その上が四大支幹に分かれている。四大支幹の幹まわりは、それぞれ1.64m、1.24m、1m、1.9m、これらが上に向ってほぼ平等に広がっている。枝張りは四方に5~6m、樹高は約20mで樹形も美しい。イロハモミジは一名イロハカエデともいい、多くのカエデ類のうち最も一般的なもので、雲仙や多良(たら)に自生のものもあるが、庭園にも広く植えられている。イロハモミジの巨樹として価値がある。
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