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ファイル 旧伊東氏庭園(四明荘庭園)

湧水を利用した島原市の住宅庭園
旧伊東氏庭園(四明荘庭園)
登録記念物(国登録) 
よみがなきゅういとうしていえん(しめいそうていえん)
指定年月日平成20(2008)年7月28日
追加年月日平成23(2011)年9月21日
所在地島原市新町2丁目124-1ほか
所有者島原市
最寄り駅島原鉄道:島原駅
最寄り駅島鉄バス:バスターミナル徒歩5分

 温泉(うんぜん)岳の麓の豊かな湧水を利用して造られた独特の風致景観から成る近代の住宅庭園。「水屋敷」として市民に親しまれている住宅庭園の一つで、四方の眺望に優れることから、主屋は「四明荘」の異称を持つ。
 庭園は、昭和初期に禅僧を招いて作庭したものといわれ、主屋は、昭和初期よりも古い時代の建築と考えられる。座敷は、正面と左側面の二方に池に張り出す形で縁を廻しており、一段高い座敷から庭園を見下ろすような形は、座敷と庭園とが一体となった景観を形成している。また、居室棟裏手に位置する四角形の池には四つの中島があり、表の池水庭園とは趣が異なる。池庭はいずれも砂敷き、水は透明で、護岸はごく低い石積でつくられており、池の中には沢飛石が置かれている。
 造形意匠・構造に見るべきものがあり、造園文化の発展に寄与している。

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