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ファイル 楠本端山旧宅と楠本家墓地土墳群7基

旧宅は武家屋敷に儒教の祀堂を備えた珍しい造り。 儒教様式の土墳墓7基も大変貴重。
楠本端山旧宅と楠本家墓地土墳群7基
史跡(県指定) 
よみがなくすもとたんざんきゅうたくとくすもとけぼちどふんぐんななき
指定年月日昭和43年(1968)12月23日
所在地佐世保市針尾中町1698-2ほか
所有者佐世保市(旧宅) 個人(墓)
最寄り駅西肥バス「葉山」下車 旧宅:徒歩5分、墓地:下車すぐ
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 平戸藩の儒者として著名な楠本端山(たんざん)(1828~1883)と弟碩(せき)水(すい)(1832~1916)の旧宅である。
 建物は端山の父養斉が天保3年(1832)建築したもので、門は平戸の楠本屋敷より明治初年移築した。邸内の祠堂や座敷、台所などには当時の儒家の生活をしのばせるものがあり、近くには端山が開いた鳳鳴(ほうめい)書院の遺構がある。楠本家の墓域は楠本邸の南にあり、墓域内の端山の墓は斎(い)垣(がき)で囲まれた土墳で前に南面して石の墓碑がある。墓碑には儒教式墓標が刻まれ、夫人近藤氏の墓は右隣に並んでいる。碩水の墓は端山の墓の南隣に西面してあり、夫人浦上氏の墓と左右にある。端山の墓の背後には一族門弟の土墳6基があり、儒教風の墓碑群として特異な存在である。


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