当初、英国の貿易商の住宅として建築された。下見板張の洋風建築で、平面は中央に廊下と階段のある玄関部を置き、左右に対称形に居室を配する形式である。2階は全面にベランダを設けるなど標準的な明治中期の洋風住宅で、長崎らしさを伝えている。 大きな地図で見る