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ファイル 大村市原口郷出土のキリシタン墓碑

日本では珍しい板碑型のキリシタン墓碑
大村市原口郷出土のキリシタン墓碑
有形文化財(県指定) 
よみがなおおむらしはらぐちごうしゅつどのきりしたんぼひ
指定年月日昭和50年(1975)1月7日
所在地大村市東本町481 大村市立史料館
所有者大村市
最寄り駅JR大村駅 徒歩5分

 結晶片岩を用いた切石板碑で、花十字紋とローマ字銘を持つ。この型式のキリシタン墓碑としては日本に現存する唯一のもの。高さ50.3cm、最大幅員68.5cm、厚さ2.5~4.5cm。正面中央部に円形の浅いくぼみをつけ、その中に花十字紋を刻み、その下に「BASTIAN/FIOBV」と2段でローマ字銘を彫ってある。製作時期は、16世紀後半から17世紀初頭にかけてと推定されている。バスチアンは男性に用いたクリスチャン・ネームで、「バスチアン兵部」とあてられる。
大村市原口郷(現 鬼橋町)の民家にあったもので、発見時は石垣の部材に転用されていた。現在は大村市立史料館に保管されている。


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