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ファイル 珠冠のまぬある吉利支丹版長崎刊慶長12年

○ローマ字日本文の金属活字による宗教書
珠冠のまぬある吉利支丹版長崎刊慶長12年
重要文化財(国指定) 
よみがなしゅかんのまぬあるきりしたんばんながさきかんけいちょうじゅうにねん
指定年月日昭和27年(1952)7月19日
所在地長崎市上野町10-34
所有者カトリック長崎大司教区
最寄り駅路面電車「松山町」 徒歩10分
最寄り駅バス「神学校前」「カトリックセンター前」下車 徒歩1分

 天正18年(1590)に遣欧少年使節団が帰国したとき持ち帰った印刷機械は、加津佐のコレジヨに据えられ、翌年「サントスの御作業のうち抜書」というローマ字で日本文の聖人伝が印刷された。その後慶長19年(1614)のキリシタン弾圧にいたるまでこの機械は、天草から長崎へとコレジヨと共に移動しながら、宗教書や語学書・文学書・辞書などを印刷した。刊本50種のうち、現在伝存するものは約30種。長崎には「珠冠のまぬある」が1冊ある。この本は慶長12年(1607)長崎のコレジヨで印刷されたもので、心霊修業のために集められた諸々の観念(黙想)の手引といった宗教書である。3部に分かれ、本文404頁、大きさ縦9.5㎝、横14.7㎝である。


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