長崎の氏神諏訪神社のくんちの奉納踊りとして奉納されている。奉納が開始された時期は詳らかでないが寛政年間(1789~1801)にはすでに奉納した記録がある。龍体は長さ10m、棒は10本、使い手は玉使い1名、頭持ちから尾持ちまでが10名、計11名。囃子方(はやしかた)子供連中30~50名。唐服を着た玉使いの使う玉を追って龍は舞う。踊りには「道行」「ずくろ」「玉追」等がある。
なお、この文化財は、昭和39年(1964)3月27日に県指定無形文化財に指定されていたが、昭和52年(1977)1月11日に指定解除、同日、県指定無形民俗文化財に指定されている。
また、昭和45(1970)年6月8日に龍踊として記録作成等の措置を構ずべき無形の民俗文化財に国により選択されている。
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