
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、お健やかに新春をお迎えのこととお慶び申しあげます。
はじめに、東日本大震災に際しましては災害発生直後から、県民の皆様方のご協力をいただき、被災地支援に全力で取り組んでまいりました。本県が過去の災害において全国の皆様からいただいた支援に対する感謝の気持ちを忘れることなく、今後とも、被災地の1日も早い復旧、復興を願い、県民を挙げて支援に努めてまいりたいと考えておりますので、変わらぬお力添えを賜りますようお願いいたします。
さて、県では、昨年、新たな「長崎県総合計画」をスタートさせ、「人が輝く、産業が輝く、地域が輝く長崎県づくり」を目指し、様々な施策に取り組んでおります。今年も一つ一つの課題に正面から向き合い、少しでも多くの成果を県民の皆様にお示しできるよう努めてまいります。
九州新幹線西九州ルートの早期整備につきましては、これまで多くの方々の期待を受け、国等に要望を続けてまいりました。昨年末、政府において未着工区間の着工方針が示され、武雄温泉〜長崎間の一括開業に向けて大きな山を越えたことは大変喜ばしいことであり、これまでご尽力いただきました関係者の皆様へ深く感謝申し上げます。
「アジア・国際戦略」の推進につきましては、昨年は「孫文・梅屋庄吉と長崎」プロジェクトを通して、本県と中国との深い絆を改めて認識したところであり、国交正常化40周年の節目の年に一層の交流が見込まれる中国をはじめ、アジア各国との更なる交流拡大を図ってまいります。
また、昨年就航した長崎〜上海航路により、日中の新幹線や高速道路網を一つに結ぶ新たなアジアとの交流軸が形成されることとなります。中国から人や物の流れを呼び込み、長崎をその交流拠点として再構築することで、本県経済の活性化にもつなげてまいります。
さらに、今年10月の「全国和牛能力共進会」、来年の「長崎しおかぜ総文祭」、そして再来年の「長崎がんばらんば国体」と、県内外から多くの人にお越しいただくイベントが続くことから、引き続き、歴史、文化、食、自然など本県の魅力発信に努めてまいります。
企業誘致につきましては、東日本大震災を機に、リスク分散のため生産拠点の移転に関心を持つ企業が見受けられることから、工業団地の整備と積極的な誘致を行い、雇用の場を確保してまいります。
離島の振興につきましては、平成25年3月に期限を迎える離島振興法の改正に向けて、思い切った振興策を法に盛り込むよう、引き続き国へ強く働きかけていくとともに、交流人口や島内消費の拡大によるしまの活性化に全力で取り組んでまいります。
この他、博多〜壱岐〜対馬等基幹航路の新船建造支援による運賃の低廉化や、「未来型ドライブ観光システム」の本格運用を開始する長崎エビッツプロジェクトも引き続き推進してまいります。
また、「地域発の地域づくり」につきましては、その取り組みを支援することで、地域の元気を取り戻し、県全体の活力の創出につなげてまいります。
加えて昨年は、山口国体での本県勢の躍進や、「しおかぜ総文祭」に向けた高校生の頑張りなど、若者たちの活躍が印象的でした。そのような中、本県出身の内村航平選手が昨年の世界体操競技選手権大会で個人総合優勝を果たされ、前人未到の大会3連覇を成し遂げられました。この偉業に対して、県民栄誉賞を贈呈させていただきました。今年夏のオリンピックでのさらなるご活躍を期待いたしております。
今年も「こぎ出せ!長崎」を旗印として、県民の皆様と力を合わせ、本県の総合力を発揮し、厳しい時代の荒波をしっかりと乗り切って、本県の未来を切り拓いてまいります。ぜひ皆様も、県政への積極的なご参画をよろしくお願いいたします。
結びに、本年が皆様にとりまして素晴らしい年となりますよう心からお祈りいたしまして、新年のごあいさつといたします。
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