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ファイル 壱岐国安国寺跡

獅子窟と書かれた仏殿は安政8(1779)年に再興、惣門と呼ばれる山門は天明元(1781)年に再建
壱岐国安国寺跡
史跡(県指定)
よみがないきのくにあんこくじあと
指定年月日昭和49(1974)年4月9日
所在地壱岐市芦辺町深江栄触546
所有者安国寺
最寄り駅安国寺下車 徒歩1分

 足利尊氏・直義兄弟は夢窓疎石(むそうそせき)の勧めによって、平和を祈願し、元弘以来の戦死者の菩提をとむらうため、暦応元(1338)年頃から以後約10ヵ年にわたり、全国六十六国二島にそれぞれ一寺一塔をつくった。
 そして貞和元(1345)年に光厳(こうごん)上皇の院宣(いんぜん)によって、寺を安国、塔を利生(りしょう)と称した。壱岐国安国寺はこの時創建されたものではなく、既存の海印寺(かいいんじ)を安国寺にあてたもので、そのため壱岐安国海印寺と呼ばれている。
 安国寺の開山は無隠元晦(むいんげんかい)で、京都南禅寺から観応元(1350)年以後に来島して開いた。以来火災にあうこともなく、高麗版大般若経などを蔵して今日に至っている。一方利生塔は今日伝わっていない。


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