事務所は、昭和元(1926)年頃に建てられた木造二階建切妻造の建物で、通りに面して建てられている。北側に元事務所の玄関であった切妻の張り出しを設け、南面に下屋をつくる。外壁は下見板張でペンキ塗りとし、ガラス窓を連続させるつくりは昭和初期の事務所建築として貴重であり街路の景観にも寄与している。現在はカフェとして活用されている。 大きな地図で見る