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ファイル 千綿の人形芝居

阿波人形の系統を引く
千綿の人形芝居
無形民俗文化財(県指定) 
よみがなちわたのにんぎょうしばい
指定年月日昭和52(1977)年1月11日
所在地東彼杵郡東彼杵町千綿宿郷
管理・保護団体千綿の人形芝居保存会

 東彼杵町千綿宿郷(しゅくごう)に伝わるもので、その起源ははっきりしない。その昔、この地方に悪疫や天災地変が相ついで起こった時、地元民が氏神に祈願を立て、神前で神楽の舞を舞ったところ、不思議にも悪疫もやみ、天災地変もおさまった。そこで神の威徳と神官に感謝するため、神官の舞姿を形どった人形をつくり氏神の前で神楽の舞の型を操った。これが千綿の人形芝居の起源と伝えられている。江戸時代、大村藩の保護援助もあり、人形座は大きく発展をとげ、明治・大正の頃まで盛んに各地に出て活動していた。かつて40人を数えた大一座であったが、現在の人形遣師は数人を数えるだけになっている。地元民はこの民俗芸能の維持復興に力をそそいでいる。
 なお、この文化財は、昭和29年(1954)年4月13日に県指定無形文化財に指定されていたが、昭和52(1977)年1月11日に指定解除、同日、県指定無形民俗文化財に指定されている。

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