山鹿素行が浅草田原町で山鹿流の兵学や古学を教授した道場を、素行の孫山鹿高通が延享2(1745)年平戸に移した学問書である。 明治維新にいたるまで約120年間平戸藩における学問兵学の中心道場となり平戸藩における多くの人材を輩出させた。 邸跡には山鹿素行関係の貴重な史料が多く収蔵されている山鹿文庫があり、その蔵書は重要文化財に指定されている。 大きな地図で見る