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ファイル 平戸の沖の島樹叢

原生状態をよく保存している
平戸の沖の島樹叢
天然記念物(県指定) 
よみがなひらどのおきのしまじゅそう
指定年月日昭和51(1976)年2月24日
所在地平戸市紐差町1614
所有者三輪神社
最寄り駅西肥バス「紐差」 車10分

 沖の島は平戸の中央部東側の木ケ津湾内にある小島である。面積は約1ha、海抜10m程度の低平な地形をなす。干潮のときは北岸が本島とつながり、満潮時には離れる。島の中央には三輪神社がある。樹叢は島全体をおおう。主木は、スダジイ・ヤマモガシ・ホルトノキ・ヤマモモ・モッコク・ヒメユズリハで、そのほか、イヌマキ・タイミンタチバナ・ヤブツバキ・クチナシ・カクレミノ・ハクサンボク・タブノキ・クロキなどの常緑樹が生育する。林下には、ヤブコウジ・テイカカズラ・サカキカズラ・キヅタ・トキワカモメヅル・ヤブランが生じる。この樹叢には稀産種や珍種はないが、全体として原生状態をよく保っていて、かつての低地の照葉樹林の姿をよくとどめていて貴重な存在である。

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