井戸枠を六角形に板石で囲み、井戸の中も水面下まで六角形の井壁が板石でつくられ、六角柱を地中にたてたような井戸である。 明の商人であった五峰王直は、天文11(1542)年、松浦家25代隆信の優遇を得て、唐風の建物を建て貿易の拠点とした。 王直が同様に貿易拠点としていた五島列島福江市の六角井( 県指定史跡)とともに、倭寇関係、唐船貿易関係の遺構として保存されている。 大きな地図で見る