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ファイル 松浦家伝来紋入古旗二流

松浦家26代法印鎮信の花押が印されている
松浦家伝来紋入古旗二流
有形文化財(県指定) 
よみがなまつらけでんらいもんいりこきにりゅう
指定年月日昭和43(1968)年4月23日
所在地平戸市鏡川町12 財団法人松浦史料博物館
所有者財団法人 松浦史料博物館
最寄り駅西肥バス「平戸桟橋」 徒歩20分
URL松浦家伝来紋入古旗二流

 平戸松浦家楽歳堂文庫収蔵の船旗で二流ともに麻地、平戸松浦家の家紋である三ツ星・梶の葉・二引紋が染出され、大きい方の右上に用船、左下に「松浦肥前守源宗信」と墨書し花押が描かれ、左下に「鑓左衛門」と墨書してある。宗信は平戸松浦家26代鎮信(しげのぶ)のことである。これらの船旗4流を納めた箱に次のように記してある。「煕公御自筆書付 法印様鑓左衛門江被下船幟壹箱 右者前方従江戸屋敷見出候 内燃処用人之内ニ有之候 道可様御旗之類ニ候得者大切ニ取扱矢倉入ニ可致置旨 御隠居様思召ニ候間譲道具帳ニ附用人預ニ致 道可様御旗一所ニ指置可申候 以上 文化十四年丑二月朔日肥前用人中江」

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