長崎県ホームページ


ここからこのページの情報です。

パンくずリスト(現在位置の表示)

長崎県文化財データベース エリアでさがす

ファイル 雲仙観光ホテル

アルプス山小屋風の外観に、1階は岩石張り、2階はログハウス風、3階はハーフティンバー風の構成
雲仙観光ホテル
登録有形文化財(国登録) 
よみがなうんぜんかんこうほてる
指定年月日平成15(2003)年1月31日
所在地雲仙市小浜町雲仙湯ノ里320
所有者株式会社堂島ビルヂング
最寄り駅国道57号線小浜温泉から雲仙温泉へ「雲仙西入口」バス停下車 徒歩2分

 昭和7年(1932)年に設置された国際観光事業会では、低金利融資に基づき全国15カ所に洋風ホテルを建設することにしたが、雲仙観光ホテルもその一つであり、昭和10(1935)年10月に竣工した。
 建物の構造は、地下1階・地上3階建で、地下と地上1階が鉄筋コンクリート造、2・3階を木造としている。
 建物の外観は、スイス・シャレー式と呼ばれる山小屋風のデザインを基調とし、外壁は1階から2階中央部にかけては地元産の溶岩石張り、2階の外壁とバルコニーの手摺りは校倉(あぜくら)風に半丸太を張り、3階の中央付近と端部はハーフ・ティンバーの構成を見せる。
 建物内部の意匠も、外壁に用いられた半丸太張りやハーフ・ティンバー風の造形が随所に繰り返されており、落ち着いた雰囲気と重厚で暖かみのある木質感が漂っている。

大きな地図で見る

ここまでがこのページの情報です。
ページの先頭へ

現在、スタイルシートが適用されていないため、 画面上のデザインは再現されていません。 スタイルシートに互換性のあるモダンブラウザのご利用をおすすめいたします。
ページの先頭へ