西正寺名字服田の共同墓地の一角に4基のキリシタン墓碑が集められており、うち3基が指定されている。
台付扁平形柱状伏碑の無紋無銘墓碑が1基、正面軸部に浅いくぼみをつけて花十字紋を浮彫りにした墓碑が1基、残る1基は花十字紋入り扁平形柱状伏碑で、正面軸部に浅いくぼみをつけて、花十字紋を平彫りしてある。
隣接する小字に八良尾(はちらお)と言う地名があり、天正16(1588)年から文禄4(1595)年までの間に、前後2回セミナリヨが置かれたところである。西正寺の墓碑を地元では、八良尾のキリシタン墓碑と呼ぶことも多い。
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