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ファイル 川原大池樹林

○海岸塩湿地に分布するハマナツメの生息が貴重
川原大池樹林
天然記念物(県指定) 
よみがなかわらおおいけじゅりん
指定年月日1978年08月22日
所在地長崎市宮崎町池ノ山
所有者長崎市
最寄り駅バス「川原公園前」下車 徒歩5分

 川原大池は長崎半島の千々石(ちぢわ)湾側の海岸にある。大池と海をへだてる自然堤防の上には樹林地があり,そこが指定地である。おもな樹種は,ホルトノキ,クスノキ,アラカシ,ヤマモガシ,ムクノキ,クヌギ,トベラ,クチナシ,ハマナツメ,ハマボウ,などである。水辺には,ヨシ,ヒトモトススキ,ガマ,アンペライ,テツホシダが生育する。植物分布からは,ハマナツメ(クロウメモドキ科)の生育がとくに貴重である。この落葉低木は,ナツメに似た葉をもつのでこの名がある。中国南部や台湾,日本では琉球,九州南部,西部,東部,四国や紀伊半島の沿海湿地に点状に分布する。川原大池は九州西部における分布北限地のひとつである。


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