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ファイル 大村出土のメダリオン「無原罪の聖母」

大村藩の家老の墓から発見されたスペイン製のメダリオン。
大村出土のメダリオン「無原罪の聖母」
有形文化財(県指定) 
よみがなおおむらしゅつどのめだりおん「むげんざいのせいぼ」
指定年月日昭和44年(1969)4月21日
所在地大村市東本町481 大村市立史料館
所有者大村市
最寄り駅JR大村駅 徒歩5分

 楕円形の青銅製大型メダリオン。存在当初から原罪から免れているという聖母マリアをモチーフとしており、黙示録の説明にしたがって、身に太陽をまとい、両足で弦月を踏みしめ、頭には十二の星を連ねた冠をかぶった姿を表わしている。スペイン製で16~17世紀に伝来したもので、全長11.4cm、最大幅員7.4cmで二つに割れている。昭和7年(1932)頃、大村中学校(現大村高等学校)新築工事の際に寛永16年(1639)墓碑銘の大村藩の家老宇(う)多(た)氏の墓から出土した。島原の乱後、大村キリシタンの実情を物語るものとして、その歴史的な意義は大きい。類品は東京国立博物館に2枚、大浦天主堂に1枚ある。


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