クシマザクラは、昭和22年大村神社の里桜の中から発見された。一本の木に咲く花のうち、約半数が二段咲きである。クシマザクラのめしべは2枚の小さい葉に変わっている。二段咲きのものでは、このめしべのなかに小さい不完全な内花を包みこんでいる。花弁の数は平均45枚、花の直径4.5cm、肉色で非常に優美である。 大きな地図で見る