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ファイル 崇福寺媽姐門

○和様を基調とする雄大な門、ぼさ門とも呼ばれる
崇福寺媽姐門
重要文化財(国指定) 
よみがなそうふくじまそもん
指定年月日昭和47年(1972)5月15日
所在地長崎市鍛冶屋町7-5
所有者崇福寺
最寄り駅路面電車「正覚寺下」 徒歩3分
最寄り駅バス「崇福寺入口」下車 徒歩3分

 独立した媽姐堂自体が珍しいのに、その門があるというのは、これが唯一の遺例である。現在の媽姐門は文政10年(1827)再建されたもの。媽姐は菩(ぼ)薩(さ)ともいうので、ぼさ門とも呼ばれる。構造はいわゆる三(みつ)棟(むね)造(づくり)で、主体部は彩色を施さず、木口・文様など一部に塗色してある。前面部天井は、輪(わ)垂(だる)木(き)の化粧屋根裏式で、俗にいう黄(おう)檗(ばく)天井風であり、内側天井は合掌式化粧屋根裏風である。前面部分は、大雄宝殿と庫(く)裡(り)とをつなぐ渡り廊下を兼ねており、その巧まざる配置計画の着想は卓抜である。また大雄宝殿向って右の側面1間通り吹き放し部分と、庫裡前面の吹き放し柱列と、この門とが三者一体となり、媽姐堂前庭を取り囲む回廊の雰囲気を出しているのは、計算されたものであろう。全般的に木割が大で外観は雄大。媽姐は媽祖が正しいが慣用に従っている。


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