長崎県では、家保新人獣医師に対して色々な研修を実施しています。

平成28年度は、「おぢかアイランドツーリズム」を活用し、小値賀町の肉用牛産繁殖農家で農家密着型の研修を実施しました。

家保新人獣医師研修 ― 感想

新人獣医師研修を終えて

<県南家畜保健衛生所>

柴田 舜介

 平成28年9月6日から9日まで小値賀町へ家畜保健衛生所新人研修に行ってきました。長崎県の小値賀島という離島で肉用牛繁殖農家のお宅に民泊をさせてもらいながら農家の生活を体験するという長崎県独自の研修です。
 今回の研修では、畜産業という職業の大変さを思い知ると同時に、牛を育てることでしか得られない喜びがあることを知りました。牛をつなぐ作業から飼料作りの手伝いまで慣れないことばかりで迷惑をかけっぱなしでしたが、そのような中でも終始優しく指導してくださった農家の方に感謝の気持ちでいっぱいです。
 早朝から日が暮れるまで牛に対して真摯に向き合う農家の方の姿をみて、このような農家の方を守るために私達の業務があると思うと、身が引き締まる思いがして、少しでも早く農家の方の役に立てるようになりたいと心から思いました。
 また、民泊という農家の方と非常に距離の近い生活を通して、畜産に関する知識だけでなく小値賀町に関する様々な話を聞くことができ、とても貴重な時間を過ごすことができたと思います。ほんの一部ではありますが、普段の巡回では知ることのできない農家の方の苦労を知ることができ、とても有意義な研修でした。
 今回感じたことをしっかりと胸に刻んで今後の業務に臨み、日々精進していきたいと思います。
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<五島家畜保健衛生所>

箕輪 泰

 皆さんは小値賀島という町をご存知でしょうか?小値賀島は長崎県五島列島の北端にあります。肉用牛農家での研修のため、3泊4日の日程で小値賀島へ行って参りました。
 長崎県に入庁してからの半年間、家畜保健衛生所の職員として、牛に携わる業務を行ってきました。日々の畜産農家の人達とのやり取りでは、生産性の向上のためにはどのようなことが必要であるか考えさせられます。家畜保健衛生所は畜産農家を指導する立場にありますが、農家の生活というものを全く知らない私にとって、その対策の具体的イメージを持つことが出来ませんでした。
 研修では、飼料給与や牛の扱い方など日常の飼養管理を中心に体験し、小値賀町獣医師の診療にも同行させて頂きました。早朝から始まる生活は肉体的に辛いこともありますが、楽しさも共に感じ、非常に充実した体験をすることが出来ました。
 今後職員の1人として、この研修で体験したことを日々の業務の中で活かし、畜産農家に還元出来るように一歩一歩前進していきたいと思います。
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