食中毒事件の発生について

このページを印刷する
担当課 生活衛生課
担当者名 山﨑、嶋田
電話番号 直通:095-895-2364
内線:4707

 11月22日(月曜日)午前11時頃、諌早市にある飲食店から、同店が製造した弁当を配達した複数施設において、食中毒の疑われる症状を呈した者がいる旨の通報が県央保健所にあり、同保健所が調査を行った。
 その結果、同保健所は原因施設を諌早市にある飲食店と断定し、本日、行政処分を行いましたのでお知らせします。

1. 概要

 県央保健所による調査の結果、有症者らは、諌早市にある飲食店が製造・配達した弁当を喫食し、11月20日(土曜日)午前3時頃から22日(月曜日)午後9時頃にかけて嘔吐、下痢、腹痛、発熱等の症状を呈した。
 有症者全員の共通食がこの弁当以外にないこと、異なるそれぞれの施設の有症者の便からノロウイルスが検出されたこと、加えて調理従事者からもノロウイルスが検出されたこと、発症までの時間と症状がノロウイルス食中毒の特徴と一致することから、同保健所は当該飲食店を原因施設とする食中毒と断定し、以下のとおり行政処分を行った。

2. 原因施設

営業所所在地:諌早市福田町357-1
営業所の名称:ブルースカイ
営業者氏名:社会福祉法人 南高愛隣会 理事長 田島 光浩
営業の種類:飲食店(弁当)

3. 原因食品 

令和3年11月19日(金曜日)に当該飲食店が製造した弁当
〔提供されたメニュー〕
ご飯、豚肉の竜田揚げ、付け合わせ(キャベツ・レモン)、里芋の煮物、卵焼き、
わかめときゅうりの酢の物、きゅうり漬け

4.病因物質

ノロウイルス

5.処分内容

令和3年11月25日(木曜日)から11月26日(金曜日)まで 2日間の営業停止(食品衛生法第6条第3号違反)。
なお、当該飲食店は11月22日(月曜日)から営業を自粛している。

6.症状

嘔吐、下痢、腹痛、発熱

7.摂食者数

425名

8.有症者数(令和3年11月25日現在)

21名 (21歳から65歳)
5名受診 (入院した者はおらず、回復に向かっている。)

参考:県内の食中毒発生状況(令和3年11月25日(木曜日)現在) (本件含む)

  令和3年
(1月から)
昨年同期 昨年1年間
(1から12月)
件数 有症者数 死者数 件数 有症者数 死者数 件数 有症者数 死者数
長崎県 7 75 0 7 55 0 8 145 0
内訳 長崎県 1 21 0 4 46 0 5 136 0
長崎市 6 54 0 3 9 0 3 9 0
佐世保市 0 0 0 0 0 0 0 0 0

ノロウイルス予防のポイント

  • ノロウイルスの汚染のおそれがある二枚貝などの食品は、中心部まで十分に加熱してから食べましょう。 (中心温度85から90℃で90秒間以上が望まれる。)
  • ノロウイルスを保菌した二枚貝を原因とする場合もありますが、近年、発生しているノロウイルス食中毒の8割は、飲食店における調理従事者による食品の二次汚染が原因となっています。
  • 調理従事者の体調を確認し、下痢や嘔吐などの症状のある人は、食品を直接取り扱う作業を行わないようにしましょう。
  • 調理を行う前は、石けんを使って入念に手洗いを行いましょう。30秒間のもみ洗いと15秒間の流水でのすすぎを複数回繰り返すことが効果的です。
  • ノロウイルスの消毒には、次亜塩素酸ナトリウムが効果的です。調理器具等は洗剤などを使用し十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)で浸すようにペーパータオル等で拭きましょう。