平成27年2月、札幌市内で重傷を負わせる屋外広告物落下事故が発生し、その後も平成28年9月末までに全国で41件の看板落下事故が発生しています。
国土交通省は屋外広告物の安全性を確保するため屋外広告物条例ガイドライン(案)を平成28年4月に改正しており、本県もこれに伴い、条例を改正しました。
平成29年5月12日、19日に開催した条例改正説明会にあたっては、多数のお申込みをいただき、ありがとうございました。 こちらに当日の配付資料及び質疑応答集を掲載しましたので、ご参照ください。 |
1.主な改正点
- 点検義務の追加(平成29年4月1日より開始)
上記のとおり、屋外広告物の設置・管理状況の把握及び安全性の強化が今まで以上に必要となってきています。
今回の条例改正で、はり紙、はり札、広告旗、立看板等の簡易広告物を除く全ての屋外広告物の点検を義務付けました。 - 更新許可申請時における安全点検報告書の提出(平成29年7月1日より開始)
平成29年7月1日より、許可更新申請書提出の際、「屋外広告物安全点検報告書」(様式2号の2)の提出が新たに必要となります。
(第1紙)の安全点検報告書と(第2紙)での個々の屋外広告物の写真及び点検概要を記載し提出してください。申請書のダウンロードはこちら
- 点検者の資格について(経過措置3年※)
建築確認を要する広告物自体の高さ(縦幅)が4mを超える広告物については、有資格者による点検が必要です。
点検者の資格は以下のとおりです。
(点検者資格)屋外広告士、一級建築士、二級建築士、建築物調査員
※経過措置について※
平成29年3月31日以前に許可を受けた広告物(広告物自体の高さ(縦幅)が4mを超えるもの)については、
平成29年4月1日から3年を経過する日までの間は、点検者の資格を求めません。
【参考資料】
・改正ポイント[PDFファイル/188KB]
2.県条例の適用範囲及び報告書の受付先
3.屋外広告物制度説明会について(開催済み)
屋外広告物条例及び規則の改正に伴い、屋外広告物制度説明会を長崎市、佐世保市にて実施いたしました。
配付資料及び質疑応答集は以下のとおりです。
<配付資料>
【資料1 】長崎県屋外広告物条例説明会資料[PDFファイル/1MB]
【資料2】長崎県屋外広告物のしおり[PDFファイル/3MB]
【資料3-1】長崎県屋外広告物条例[PDFファイル/370KB]
【資料3-2】長崎県屋外広告物条例施行規則[PDFファイル/310KB]
【資料4】安全点検報告書[PDFファイル/474KB]
【資料5】安全点検チラシ[PDFファイル/2MB]
<質疑応答>
質疑応答集[PDFファイル/71KB]
<参考>
屋外広告物制度説明会申し込みチラシ[PDFファイル/207KB]
4.点検を行うにあたって
看板を所有される方々を対象に、点検の重要性について知っていただくことを目的とした「オーナーさんのための看板の安全管理ガイドブック」と、屋外広告物が景観やまちの活性化に果たす役割の重要性を知っていただくための「まちとつながるサイン~地域に共感される屋外広告物~」を掲載しています。
事業主や看板オーナーのみなさまにおかれましては、ぜひ参考としてください。
これらのガイドブックは、屋外広告物に携わる学識経験者、国土交通省・地方自治体の屋外広告行政担当者及び業界関係者により組織された全国的な産学官連携ネットワークである「屋外広告物適正化推進委員会」(事務局:一般社団法人日本屋外広告業団体連合会)により作成されたものです。
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