厚生労働省は毎年10月を「臓器移植普及推進月間」と定めています。
臓器移植は、臓器提供者の方々はもとより、広く社会の理解と支援があって初めて成り立つ医療です。
臓器移植法が改正され、平成22年7月7日からは、脳死下からの臓器提供においても、ご本人の臓器提供に係る意思が不明の場合でも御家族の承諾があれば脳死下での臓器提供が可能となりましたが、依然として多くの方々が移植を受けられる日を心待ちにしておられます。
日本では、病気や事故によって臓器の機能が低下したり、失われたりして移植を希望し待機している方は、約16,000人います。一方で、1年間で臓器移植を受けられた人は、約600人。わずか4%しか移植を受けることができていないというのが現状です。
グリーンリボンデーについて
臓器移植法が施行された10月16日は、家族や大切な人と「移植」のこと、「いのち」のことを話し合い、お互いの臓器提供に関する意思を確認する日「グリーンリボンデー」としています。
この機会に、家族や大切な人と臓器移植や意思表示について考えたり、話したりしてみてください。
グリーンリボンキャンペーンについて(外部サイトへ移動します)
臓器提供の意思表示について
臓器提供の意思表示は、運転免許証・マイナンバーカード・意思表示カードに記入することで意思表示をすることができます。「臓器を提供する」という意志だけでなく、「臓器を提供しない」という意志も表示でき、どちらも意思も尊重されます。
また、インターネットで日本臓器移植ネットワーク(JOT)のホームページからも意思の登録ができます。意思内容はいつでも何度でも変更できます。
※意思表示に年齢の制限はなく、どなたでも記入できます。ただし、書面での臓器を提供する意思表示は、民法上の遺言可能年齢である15歳以上が有効です。(実際の提供については本人の拒否の意思が無ければ、15歳未満でも家族の承諾によって提供が可能です。)
臓器移植に関する詳細は日本臓器移植ネットワーク(外部サイトへ移動します)をご確認ください。
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