西彼保健所感染症発生状況(2025年第18週)

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長崎県感染症発生動向調査

  • 令和7年西彼保健所感染症情報(第18週)[PDFファイル/770KB]
  • 管内において日本紅斑熱患者の発生がありました。
    ・マダニが活発に活動する時期になりました。
    ・西彼地域は、マダニに刺咬されることで感染する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」や「日本紅斑熱」の病気が報告されている地域です。
    ・マダニは、草むらや野生動物に付着しています。草むしり、農作業、山野・畑・雑草が生い茂る場所に入る際は、注意が必要です。
  1. 予防 (マダニに咬まれない)
    ・草むしりや農作業等を行う時は、長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を少なくしましょう。
    ・虫除けスプレーを積極的に活用しましょう。
    ・作業後は、早目に風呂・シャワーをあびましょう(肌についた刺咬する前のマダニを洗い流します)。
  2. 早期受診 
    ・高齢者や基礎疾患をもつ方は、死亡につながる恐れのある感染症です。
    ・皮膚を刺咬しているマダニを見つけたら、自身で無理に取ろうとせず、皮ふ科等医療機関で処置を受けましょう。
    ・作業後(1から2週間)に、発熱、倦怠感、消化器症状(嘔吐・下痢・腹痛)、発疹等の症状がみられたら、早目に医療機関を受診しましょう。

  • 国内外で麻しんの報告があっています。麻しん排除を達成している英国や米国でアウトブレイクが確認されています。国内への輸入例の発生や輸入例からのアウトブレイクが懸念されます。
  •  流行国へ旅行・出張を予定されている方、医療や児童福祉及び学校関係者は、母子手帳での予防接種歴を確認し、予防接種歴や明らかな罹患歴がない場合は、予防接種を検討してください(予防接種等は自己負担になります)。
  •  定期接種対象(1歳児、小学校入学前1年間の幼児)のご家族は、決められた期間での接種を計画してください(期間中は公費助成があります)
  • 麻しんの詳しい情報はこちらをご確認ください。麻しん対策 | 長崎県 (pref.nagasaki.jp)
  • 世界でデング熱の大流行が起きています。流行国に行く際は、蚊に刺されないよう注意してください。医療機関におかれましては、デング熱が疑われる症例を診察された際は、保健所へ連絡をお願いします。0908_デング熱注意喚起[PDFファイル/410KB]

このページの掲載元

  • 西彼保健所 地域保健課
  • 郵便番号 852-8061 
    長崎市滑石1丁目9番5号
  • 電話番号  【健康対策班】095-856-5059 【保健福祉班】095-856-5159
  • ファックス番号 095-857-6663