県内野生イノシシにおける豚熱の確認について

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松浦市福島町で捕獲された野生イノシシから豚熱が確認されましたので、その概要をお知らせします。

1 捕獲日等

捕獲地点:松浦市福島町

捕獲日:1月21日

2 検査の結果

・1月30日、中央家畜保健衛生所で遺伝子検査を実施したところ、豚熱感染を疑う結果が得られた。

・検査結果をもとに農林水産省動物衛生課と協議した結果、国の検査機関(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門)に検体送付を決定。

・2月3日、国の検査機関の確定検査による遺伝子解析検査の結果を踏まえ、農林水産省が豚熱陽性と判定。

3 今後の対応

・県内全養豚農場に対し、情報共有と注意喚起を行い、飼養衛生管理基準の遵守指導を継続していきます。

・発生地点周辺の野生イノシシの検査体制を強化していきます。

・今後県内の野生イノシシ対策について国と協議し、対策を強化していきます。

【報道機関へのお願い】

・豚熱は、現場で取材される際などにおいて、靴底や車両からウイルスが拡散する懸念がありますので、発生現場や養豚場での取材については、厳に慎むようお願いします。

・今後とも、本病に関する情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いします。

 

豚熱にかかった豚肉やいのしし肉が市場に出回ることはありません。

なお、豚熱は、豚・いのししの病気です。豚熱の人への感染は国際機関(WOAH:国際獣疫事務局)の情報においても世界的に報告されておりません。

 

 

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