「キリシタン弾圧時代に、乳呑児を抱いたキリシタンの母親が追っ手から逃れ来て、種を蒔く時に逃げて来たと役人に言って下さいと里人に頼んだところ、瞬く間に麦が生い茂って母子を覆い隠して終ったと。追手の役人は、それ程昔に来たのであれば居るまいと諦めて帰ろうとした時に乳呑児が泣き出して捕えられ、チチャの木根本で殉教したと。母子の血を吸ってチチャの木の樹液は今でも赤い」と根獅子集落に伝えられている。
掲載の写真はウシワキの森に近い水田脇にある同伝説のチチャの木を撮影した作品である。根本部分には上記伝説の主旨が記された表示版が掲示されている。
- 撮影日時:平成28年(2016年)9月14日 午後2時頃
撮影場所:平戸市根獅子町 - 撮影者:池田勉
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長崎と天草地方のキリスト教関連歴文化遺産群ウェブサイト(おらしょ-こころ旅-)・フォト巡礼
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