潜伏キリシタンが多く居たとされる平戸島西部の根獅子集落の潜伏キリシタンたちは洗礼をはじめ色々な行催事に使用される聖水をウシワキの森に近い山中にある「聖水の水源地」で採取されていたと言われている。
掲載の写真は「聖水の水源地」を撮影した作品である。そこには「(集落のキリシタンを庇って処刑された)おろくにん様も使っていた辻の神様信仰のお水受け水源地」との表示板もある。1873年キリスト教解禁後に禁教時代の信仰形態を継続された「かくれキリシタン」も元旦の早朝5時頃に和服を着て同水源地で聖水取(おみずとり)をされていたが、1992年に同組織を解散された以降は行われていないとのことである。
- 撮影日時:平成28年(2016年)9月14日 午後2時頃
撮影場所:平戸市根獅子町 - 撮影者:池田勉
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長崎と天草地方のキリスト教関連歴文化遺産群ウェブサイト(おらしょ-こころ旅-)・フォト巡礼
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