【フォト巡礼】「トードス・オス・サントス教会跡」

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【フォト巡礼】「トードス・オス・サントス教会跡」

1563年に大村純忠は家臣の長崎甚左衛門らと共に横瀬ヶ浦で洗礼を受けて初のキリシタン大名となった。また一緒に受洗した家臣で長崎領主の長崎甚左衛門は1569年に自領地内に長崎で初のトードス・オス・サントス教会を建てている。その後1573年に、長崎港口を支配しキリシタンに反感を持つ深堀純賢によって同教会は焼き打ちに遭っている。その後1580年に大村純忠は長崎をイエズス会に寄進したが、1588年には豊臣秀吉の直轄地となっている。1597年には同教会跡にセミナリオやコレジヨが設置されている。

掲載の写真は同教会跡地に1651年に建立された華嶽山春徳寺の山門周辺を参道から撮影した写真である。参道脇にある五色塀は大村藩特有で大村城下では多く存在している。

  • 撮影日時:令和2年(2020年)9月11日 午後3時半頃
  • 撮影場所:長崎市夫婦川町
  • 撮影者:池田勉

※写真の著作権は撮影者にあります。著作権法によって認められる場合を除き、写真を利用することはできません。
※撮影者は被写体の人物や所有者に許可を取ったうえで撮影しています。教会堂内の写真撮影は基本的に認められていませんのでご注意ください。

長崎と天草地方のキリスト教関連歴文化遺産群ウェブサイト(おらしょ-こころ旅-)・フォト巡礼
より(毎週金曜日更新)

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