【フォト巡礼】「大村市の大日堂」

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【フォト巡礼】「大村市の大日堂」

大村純忠は、1563年に洗礼を受け、日本初のキリシタン大名となった。純忠は当初、宣教師の要請に前向きではなかったが、1574年、領内の一斉改宗を断行し、拒否する領民や僧侶などは追放され、寺社仏閣は焼打ち破壊された。その中で、山田泉織坊住職の峯阿乗(みねあじょう)は、迫害を逃れて佐賀領の嬉野方面に逃亡するところを捕らえられて殺害されたと言われている。このことが大村家を祟ったとして、家臣の大村彦右衛門は、1647年、鎮魂のために亡骸が埋葬された地に大日堂を建立した。1918年には、子孫により峯阿乗の碑が建立されている。

  • 撮影日時:2016年6月15日 午後4時半頃
  • 撮影場所:大村市寿古町
  • 撮影者:池田勉

※写真の著作権は撮影者にあります。著作権法によって認められる場合を除き、写真を利用することはできません。
※撮影者は被写体の人物や所有者に許可を取ったうえで撮影しています。教会堂内の写真撮影は基本的に認められていませんのでご注意ください。

長崎と天草地方のキリスト教関連歴文化遺産群ウェブサイト(おらしょ-こころ旅-)・フォト巡礼
より(毎週金曜日更新)

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