1598年、天下統一間近であった豊臣秀吉が他界すると、各地の大名たちは再び戦乱が起こると考え、新たに築城するなど戦の準備を始めた。キリシタン大名・大村純忠の跡を継いだ子息・大村喜前は、朝鮮出兵時の経験を生かして1599年、玖島城を築城して居城とした。1600年の関ケ原の戦では徳川軍に味方し、大村藩の初代藩主に就任した。また、江戸幕府に忠誠を尽して自らは棄教してキリシタン弾圧に転じている。
掲載の写真は、1992年に再現された玖島城の板敷櫓を撮影した作品である。なお、同城は明治維新の廃藩置県まで、天守閣を有せず、一度も戦をすることは無かった。
- 撮影場所:玖島城(大村市玖島)
- 撮影日時:2015年1月10日 午後6時頃
- 撮影者:池田勉
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