江戸時代、初代の大村藩主・大村喜前は、自らも棄教して仏教(日蓮宗)に改宗した。1608年、大村家の菩提寺として日蓮宗の本経寺を開山。本寺は、教会の跡地に建てられ、藩として仏教復興の決意を示すとともに、長崎街道からも目に付くような大きな石灯篭や藩主の墓標を境内に立て、その意志を内外に広く示したと言われている。
掲載の写真は、本経寺境内にある大村家墓地の歴代藩主の墓標を撮影した作品である。高さ数メートルにもおよぶ墓標には圧倒された。キリシタン大名・大村純忠は当初、三城城下の宝生寺に埋葬され、その後改葬されたという説もあるが、ここには見当らない。
- 撮影場所:本経寺(大村市古町)
- 撮影日時:2015年11月4日 午後5時半頃
- 撮影者:池田勉
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長崎と天草地方のキリスト教関連歴文化遺産群ウェブサイト(おらしょ-こころ旅-)・フォト巡礼
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