1644年に国内最後の宣教師が殉教して以降、外海地域のキリシタンも「潜伏」してひそかに自分たちの信仰を継続してきた。二百数十年におよぶ禁教期に潜伏キリシタンたちの希望となったひとつに、伝道士バスチャンが伝えた典礼暦と「7代経つたら神父が黒船でやって来て、堂々とキリシタンの歌が歌えるようになる」との予言があったと言われている。
掲載の写真は、外海地域の潜伏キリシタンたちに与えた希望の灯りをイメージして角力灘の光景を撮影した作品である。どんよりとした雲間から指す灯りに苦しみの中にも見出した彼らの明るい希望を表現した。
- 撮影場所:長崎市東出津町
- 撮影日時:2015年1月1日 午後5時頃
- 撮影者:池田勉
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長崎と天草地方のキリスト教関連歴文化遺産群ウェブサイト(おらしょ-こころ旅-)・フォト巡礼
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