禁教期に「潜伏」して信仰を守り継承してきた地域のひとつに外海地域がある。平戸藩に次いでキリスト教が伝来した大村藩内にある東シナ海に面した地域であり、禁教期に生み出された色々な潜伏キリシタンたちの物語が今に伝えられている。
1873年にキリスト教が解禁された後、信仰の自由を得た外海地域のキリシタンたちは、ド・ロ神父の尽力もあり、豊かで安らかな暮らしを手に入れた。
掲載の写真は、出津海岸から急峻する奥まった山中に立つキリスト(像)を撮影した作品である。キリスト(像)が、安らかで穏やかなる集落と人々を見守っている様子を表現した。
- 撮影場所:長崎市西出津町
- 撮影日時:2017年3月20日 午後3時半頃
- 撮影者:池田勉
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長崎と天草地方のキリスト教関連歴文化遺産群ウェブサイト(おらしょ-こころ旅-)・フォト巡礼
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