バスカの里史跡顕彰会発刊の「先駆者・先祖の足跡を訪ねて」によると、禁教期、浦上のキリシタンの間では、岩屋山に3度登れば樫山の赤岳に1度、赤岳に3度登ればローマのサント・エレンジャ(教会)に巡礼したことになるといわれるほど、赤岳が神山として崇拝されていた。外海地域のキリシタンに伝説を残したバスチャンも一時、この赤岳の山中に隠れていたといわれている。
掲載の写真は、樫山の赤岳を撮影した作品である。その名に因んだ赤い岩肌が鮮明に表現されるように、晴天の午前中に撮影することで、聖なる神山を強調した。
- 撮影場所:赤岳(長崎市三重町)
- 撮影日時:2019年10月27日
- 撮影者:池田勉
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※撮影者は被写体の人物や所有者に許可を取ったうえで撮影しています。教会堂内の写真撮影は基本的に認められていませんのでご注意ください。
長崎と天草地方のキリスト教関連歴文化遺産群ウェブサイト(おらしょ-こころ旅-)・フォト巡礼(神山・樫山の赤岳)
より(毎週金曜日更新)
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