長崎県

ダニ媒介感染症の予防


2017年7月14日更新

ダニ媒介性感染症

マダニ類やツツガムシ類は草むらや藪などに生息しているダニです。
「ダニ」といっても、食品等に発生するコナダニや衣類、寝具に発生するヒョウダニのように家屋内に発生するダニとは種類が異なります。
農作業やアウトドアレジャーの際にマダニ類・ツツガムシ類に咬まれることがありますが、これらのダニは病原体を持っていることがあり、咬まれると日本紅斑熱、ツツガムシ病、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)などの感染症にかかる危険性があります。これらの病気の予防のためにも野外でのダニ対策が重要です。

ダニ感染症の発生件数

2012 2013 2014 2015 2016 2017(27週)
全国/長崎 全国 長崎 全国 長崎 全国 長崎 全国 長崎 全国 長崎 全国 長崎
SFTS     48 5 61 2 60 2 60 2 44 6
日本紅斑熱 171 6 175 2 240 13 213 13 276 8 107 5
つつが虫病 436 10 344 7 317 5 419 3 505 12 98 0

日本紅斑熱

日本紅斑熱の病原体は、Rickettisia japonicaでマダニによって媒介される感染症です。発生地域は西日本に多く春先から秋に発生します。
2から8日の潜伏期を経て、頭痛、発熱、倦怠感を伴い発症します。発疹は米粒大から小豆大の紅斑として、手足、掌、顔面等に出現します。
予防のためのワクチンは開発されていないので、ダニに咬まれないことが重要です。咬まれた場合は、医療機関を受診し、ダニの口部分を除去し、抗生物質の服薬等によって治療します。

ツツガムシ病

ツツガムシ病の病原体はOrientia tsutsugamushiで、ダニの一種であるツツガムシにより媒介される感染症です。ツツガムシは雑木林や草むらに生息しています。典型例では、5から14日の潜伏期後、39度以上の高熱を発し、体幹部を中心に発疹が現れ、倦怠感、頭痛、刺し口近傍のリンパ節炎を生じます。治療は抗生物質の服薬等によって治療します。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome)は2009年になってその存在が知られるようになったダニ媒介性の新しい感染症です。主な症状は発熱と消化器症状(食欲低下、吐気、嘔吐、下痢、腹痛)で、重症化し、死亡することもあります。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A(外部リンク:厚生労働省)

予防対策

ダニに咬まれないようにすることが重要です。特にダニの活動が盛んな春から秋にかけて注意しましょう。
ダニに咬まれていても、痛みや痒みはあまりなく、気づかないことが多いようです。屋外活動後の着替え時などに、ダニが吸着していないか確認してください。  

  • 雑木林や草むらなど、ダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくしましょう。
  • 防虫スプレーを使用しましょう。
  • 屋外活動後は、入浴するか身体や服をはたきましょう。
  • 屋外活動後はダニに咬まれていないか確認しましょう。
  • 吸血中のマダニを見つけた場合は、できるだけ医療機関で処置しましょう。
  • ダニに咬まれた後に、発熱等の症状があった場合は、医療機関を受診しましょう。

 

ダニからうつる病気の予防(表)ダニからうつる病気の予防(裏)

長崎県予防啓発リーフレット:「ダニからうつる病気の予防」 (PDF:3.8MB)

 

 

 

 

 ダニにご注意ください(厚生労働省)[PDFファイル/777KB]

ダニにご注意ください

 

 

 

 

マダニ対策いまできること(国立感染症研究所)[PDFファイル/999KB]

マダニの生息場所マダニから身を守る服装マダニから身を守る方法忌避剤の効果国内で入手できる忌避剤の種類と特徴

リンク

重症熱性血小板減少症候群について(外部リンク:厚生労働省)
「重症熱性血小板減少症症候群(SFTS)診療の手引き」(外部リンク:国立国際医療研究センター・国際感染症センター・国際感染症対策室)
ダニ媒介感染症(外部リンク:厚生労働省)
蚊・ダニにかまれないように(リーフレット)蚊・ダニに咬まれないように(ポスター)

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  • 電話:095-824-1111
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