長崎県ってどんなところ?
ながさきけんってどんなところ
ようす
位置
いち
長崎県は、九州の西北部(せいほくぶ)にあり、東京まで直線距離(ちょくせんきょり)で967km、朝鮮(ちょうせん)半島や中国大陸(たいりく)、東南アジアのいろいろな国に近く、中国の上海(しゃんはい)まで850km、対馬から韓国(かんこく)の釜山(ぷさん)まではわずか49.5kmです。
地形
ちけい
陸地(りくち)は平地が少なく、海岸線(かいがんせん)は複雑(ふくざつ)なため4,173km(H26.3.31現在)と北海道につぎ、全国2位の長さです。多くの離島(りとう)と半島(はんとう)があり、豊かな自然と美しい眺め(ながめ)にめぐまれ、2つの国立公園、2つの国定公園、6つの県立自然公園があります。県の面積(めんせき)は4,105k㎡(H23.10.1現在)で、その45.5%が島々です。島の数は594あり、そのうち522は無人島です。県の範囲(はんい)は、東西213km、南北307kmにおよびます。
位置図
いちず
長崎県の一番
ながさきけんのいちばん
東 |
島原市九十九島(つくもじま) |
東経130度23’ |
西 |
五島市鳥島(とりしま) |
東経128度06’ |
南 |
五島市女島(めしま) |
北緯31度59’ |
北 |
対馬市上対馬町北ノ手(かみつしまちょうきたのて) |
北緯34度43’ |
気候
きこう
長崎県の、令和4年の年平均気温は18.3℃、年降水量は約2,135mm、また、南北に長く離島や山岳地帯(さんがくちたい)もあるため、気候の特徴(とくちょう)も地域によって違います。
文化・歴史
ぶんか れきし
昔から海外と盛んに交流が行われ、長崎の出島は鎖国時代(さこくじだい)、西欧に開かれた唯一(ゆいいつ)の窓口でした。また、中国とは長い間交流を続けてきたことから、ヨーロッパや中国などの影響を受けた、独特(どくとく)の文化や歴史があります。