ハウスモモ(早生)の大玉果実生産のためのプロジェクト(6月13日)
早生モモは、着果性は優れているものの収穫までの期間が短く、小玉になる傾向があります。
そこで、無加温で栽培して令和7年3月25~26日に満開を迎えた「ちよひめ」「日川白鳳」を供試して、大玉生産を目指した学生プロジェクトに取り組みました。
試験内容は、「ちよひめ」4月14日、「日川白鳳」4月16日にそれぞれ通常摘果より10日早く粗摘果を始めて、5月14日に通常摘果より「ちよひめ」5日、「日川白鳳」は7日早く仕上げ摘果を終えました。
収穫は、「ちよひめ」が6月6日、「日川白鳳」が6月20日からスタートし、果実の大きさなどについて通常摘果と比較検討を行っています。また、結果枝の長さ別(長果肢、中果枝、短果枝)で果実の大きさに影響があるのかなど検討しています。
(園芸学科果樹コース職員)
結果枝の長さ別にラベリング 摘果時期を変えた試験区設定
成熟期の「ちよひめ」