いちご定植完了と7年産の取り組みについて
 7年産イチゴについては、9月24日に定植完了しました。株冷を3回に分けて実施し、11月から段階的に収穫開始できるようにします。
 7年産のプロジェクトの取り組み内容は下記のとおりです。(野菜コース 職員)

① 育苗期の最終追肥の時期の違いによる生育、収量および芯止まり果の発生に及ぼす影響

 イチゴ栽培では花芽を誘導するため、定植前に窒素施用を中断しますが、その最後の追肥の時期を4段階にわけて設定し、その後の生育、収量そして芯止まり果の発生状況について調査します。

② 普通ポットおよび株冷Ⅲ型におけるミラーマルチの全面張りの効果検証

 ミラーマルチは、アブラムシの発生抑制や果実の着色に効果が期待されます。過去には高設の裾部に張って、効果を検証したこともあります。今回は全面ミラーマルチにして、アブラムシの抑制、着色効果とあわせて、生育や収量への効果も検証します。