令和6年度第2期技術習得支援研修生へ農作業安全研修を行いました(12月17~24日)
 12月17、18、24日の3日間、令和6年度第2期技術習得支援研修生5名を対象に、農作業安全、耕うん整地演習、刈払機、トラクターの作業機の取り扱い方などの研修を行いました。

 技術習得支援研修生は、Uターン、Iターンなどで、県内で新規就農を目指す方です。1年間、基礎技術研修および農家派遣研修を受け、農業の基本や実践的な生産技術及び経営管理技術を習得します。

 3日間の主な研修は、

(1)耕うん整地演習(1日目)
  初めに講義で耕うん方法の種類を学び、その後、圃場で各自トラクターに乗り、往復耕や複合耕のやり方など、耕うん作業の基本について実際に演習を行いました。

(2)刈払機の安全な取扱方法(2日目)
  刈払機の点検や基本操作、利用時の注意点を学び、実際に刈払い作業を行いました。実習の後は、農作業事故の実態や安全対策について講義を受講しました。

(3)トラクター作業機着脱、点検(3日目)
  トラクターに取り付けて利用するロータリーとプラウの脱着方法の基礎を実際に操作しながら学びました。また、トラクターの点検の基本も学びました。

 技術習得支援研修生の皆さんは、引き続き研修で多くのことを学んでいかれます。研修が有意義になるよう頑張って下さい。

 また、研修中も、就農してからも、「事故、怪我なく1日を終えること」が最も大切なことです。そのためには扱う機械の始業前の点検、基本に忠実な操作が大事です。今回の研修で学んだことの実践を是非お願いします。(研修部職員)
研修1日目 耕うんの演習 研修2日目 刈払機の点検、整備
研修2日目 刈払い作業実習 研修3日目 ロータリーの着脱実習