マンゴーの新梢誘引による花芽促進(10月15日)
 令和6年8月20日にせん定を行い、その後節付近から発生した新梢は、芽かきを行い枝の充実を促してきました。10月になると気温の低下と共に花芽の形成が誘導されますが、一部の枝は立ち上がり、花芽の形成が抑制される状態が確認されました。
 そこで、枝を横に倒すように誘引を行いました。こうすることで栄養成長から生殖成長へと誘導され、花芽の形成が促進されやすい状態にできます。
 学生は、誘引の目的や麻ひもで枝を引く方法などを学び、実際に枝誘引の技術の習得に取り組みました。
   (園芸学科果樹コース職員)
誘引前の状態 誘引して枝を水平にした状態
誘引する枝を確認する学生 誘引を行う学生