セルトレイ&地床の良いとこ取り育苗で良質のタマネギ苗生産(10月23日)
 卒論プロジェクトのタマネギの生育が順調です。卒論では超低コスト栽培を目指します。
 品種は黄タマネギ「ターボ」と赤タマネギ「ケルたまルビー」です(写真1)。 9月24日に200穴セルトレイに播種し、底面給水(種が小さいため)した後、20℃で4日間放置すると一斉発芽します。4日後(9月27日)からハウスで育苗します。27日後(10月21日)に地床育苗に切り替えます(写真2)。今のところすべて順調です。ちなみにセルトレイは白より黒が生育良好です。また苗段階でも赤タマネギはすでに赤味がかっています。(写真3、4)
 最終的に大玉にするためには、根元の直径が5~6mm程度で鉛筆よりやや細いくらい、長さは20~25cmくらいの苗を目標とします。
   (園芸学科野菜コース学生)

写真1 試験品種(タキイHPより)
写真3 黄タマネギ「ターボ」の苗
写真2 セルトレイを畑に埋め込むと、根が伸びて生育が促進される 写真4 赤タマネギ「ケルたまルビー」の苗