ドローンデモンストレーションに参加しました。(11月14日)
 農林技術開発センター果樹・茶研究部門(大村市)の栽培圃場にて、果樹栽培で活用できる「XAG社製ドローン」のデモンストレーションに果樹コース1年生4名と職員が校外研修として参加しました。
 デモンストレーションがあったのは、測量用「M500」と散布用「V40」です。それぞれの特徴として、測量用は、散布したい圃場を飛行し、RTK(地上固定局と移動局および4つ以上の衛星から信号を受信する高精度測位サービス)によりデジタルマップを作成し、散布用を誤差数センチメートルの飛行精度に導くドローンです。散布用は、従来の6~8ローター式ドローンより、2ローター式に集中することで強力なダウンウォッシュ(吹き降ろし)を作り出し、ムラがなく散布できるドローンです。どちらのドローンともプロポ操作することなく、スマートフォンのアプリケーションで経路、高度等を設定することで高精度に自動飛行することができます。
 デモンストレーションを見学した学生は、スマートフォン設定で自動飛行できる簡素さや、ダウンウォッシュの強さに関心を示し、今後の農薬散布の在り方や利便性について学習することができました。 (園芸学科果樹コース職員)


学生は、2ローター式の散布用ドローンの自動
飛行とダウンウォッシュの状況を確認しました。
学生は、主催者より最新ドローンの説明を聞きました。
学生は、2ローター式の散布用ドローンを
真直に見学しました。