イチジク結果枝に括約処理を行いました。(6月9日)
 イチジクは、果樹の中でも豊富な日照量の下で果実品質の向上が期待される作物です。しかし、露地栽培では、結果枝の繁茂や雨天などの気象状況で日照量が少なくなる場合は、果実の着色が悪くなるなど品質低下が懸念されます。
 そこで、果樹コース学生のプロジェクトにおいて、6月9日に桝井ドーフィンの結果枝が必要以上に繁茂しないように、針金を使って基部の3~4節目の節間に括約処理(くくり縮めること)を行いました。次回は、20日間の間隔をおいて1回目処理とは別の枝に括約を実施し、処理時期の違いによる効果差をみる予定です。(園芸学科果樹コース職員)
試験区の設定のためのラベル付け ペンチを使って針金を括約
新梢の3~4節目の節間に括約した状態