園芸学科(野菜コース)

【結果発表】肥料コストを減らして「とうもろこし」をつくる (10月24日)

 89日の農大HPで紹介した肥料コストを減らして「とうもろこし」をつくる試験について結果を紹介します。
 慣行の「BB園芸1号(12-12-10)」 1袋 20kg 5400円)に対して、混合堆肥複合肥料「レコアップ(10-5-5) 1袋 2400円」に置き換える試験です。

結果は、草丈、1本重、1本長、糖度に差はなく、同等でした(写真、表1)。一方、肥料コストは10a当たり29,400円減らすことができました(表2)。

 日本は資源を持たない国なので、肥料代は今後も高止まりすると思われます。今回紹介した「とうもろこし」だけでなく、農大野菜コースではニンジン、ジャガイモ、タマネギでも低コスト肥料の試験を行います。安くても肥料効果の高い肥料を見極めて、学生の将来に役立つ試験を実施していきたいと思います。(園芸学科野菜コース職員)
写真 ぷりっぷりのとうもろこし(完売御礼!)